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メタルギア
それはテレビゲームである。
1987年、コナミから『メタルギア』という名のゲームソフトがMSX2にて発売された。
以降、続編の『メタルギア２』『メタルギアソリッド』『メタルギアソリッド２』『メタルギアソリッド３』等が発売され、
今では世界的人気のアクションゲームシリーズとなっている。
「メタルギア」はアクションゲームだが、他のアクションゲームとは少し違う。
普通、アクションゲームといえば「銃等の武器を使いとにかく敵を倒す」というものが思い浮かべるだろうが、
「メタルギア」はそれとは違う。
なんと「メタルギア」は敵に見つからないように潜入するアクションゲームなのである。
おそらく多くの人が「隠れるんじゃ面白くないじゃん！」と思うことだろうが、実際そんなことは全く無い。
逆にその隠れる行為がこのゲームを面白くさせている。
敵は音（足音・銃声）や視覚（姿・血痕）で察知し、主人公を追い詰めていく。
もちろん見つかれば、敵は仲間を呼び、主人公は倒されてしまう。
そうならないためにも主人公は隠れるのだ。
敵の勢力下にある施設で主人公は大勢いる敵に見つからないように慎重に潜入していく…。
このゲームはそんな緊張感・スリルを楽しむのだ。
まさに「メタルギア」は命懸けの“隠れんぼ”ゲームなのである。
このコンセプトはシリーズ通して変わることはない。
1998年から続く「メタルギアソリッド」シリーズでは、“隠れる緊張感・スリル”の要素だけではなく、
先の読めない二転三転する展開のストーリー、
映画のように迫力ある映像、
まるで自分がそこにいるかのような空間を生み出すリアルなグラフィックが加わり、
「メタルギア」の面白さがさらに増していると言える。
→作中に登場する「メタルギア」とは一体何なのか？
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