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「メタルギアソリッド２」で初登場し、スネークから主役の座を奪ったキャラクター「雷電」。
彼は「メタルギアソリッド２」発売直後はメタルギア＆スネークファンから、多くの非難を浴びていたことは有名です。
しかし彼は本当に嫌われているのか？
･･･そんな疑問を感じた私は、2005年の年末に当サイトでこんなアンケートを実施させて頂きました。
あなたは「雷電」というキャラクターは好きですか？
投票開始から1ヶ月後、投票期間を終了し結果が当サイトにて発表しました。
| １位 |
好き（MGS4での再登場は嬉しい） |
17票 |
| ２位 |
好きでも嫌いでもない（好きか嫌いか…そのどちらかでないといけないのか） |
6票 |
| ３位 |
嫌い（…だけど別にMGS4に登場しても構わない） |
3票 |
| ４位 |
嫌い（2度とMGSに登場するな！）
|
2票 |
| ５位 |
好き（…だけどMGS4には登場して欲しくない）
|
1票 |
意外な結果が出ました。
なんと「好き」でしかもMGS4の再登場は嬉しいというのが17票と、ダントツの一位となっているのです。
そう、「雷電」は決して嫌われキャラではなったのです。
むしろ好かれているといっていいでしょう。
「嫌い」とはいうと、単純に「嫌い」という票だけ抜き出せば、たった5票です。
たまたま、当サイトの訪問者に「雷電」好きが多かっただけじゃないかと思われるかもしれませんが、
別サイトでも同じようなアンケートをしていたのですが、
やはり一位は「好き」という結果（しかも過半数以上）となっていました。
では、なぜ当時（「メタルギアソリッド２」発売直後）あれほど「雷電」は叩かれていたのでしょうか？
ネットでの評判をいろいろと見てみると、
“スネークが全然操作できない”という感想が非常に多かったです。
たしかにスネークはタンカー編のみで作品の３分の１程度（←それ以下？）しか操作ができませんでした。
過去のメタルギアファンにとっては、これまでずっとソリッド・スネークが主人公であり、
最も愛されているキャラクターでもあったので、いきなりこんな扱いをされれば、不満に感じるの当たり前の事です。
そう考えると、
実際は「雷電」自身は嫌われいるのではなく、スネークファンによる嫉妬のせいではないかと思うのです。
スネークが全然操作できない
↓
操作できないのは、雷電のせいだ！
↓
雷電さえいなければ、スネークは活躍できたのに！！
↓
雷電なんて消えてしまえ！！嫌いだ！！！
「雷電」嫌いの皆さん、意外と当たっていませんか（笑）？
しかし最近その「雷電」嫌いは意外と少ない。それはアンケートの結果からもわかります。
「雷電」好きが増えた理由。
多分ですが、
皆さんが「雷電」のバカキャラぶりに気に入っているのではないでしょうか？
MGS2での「雷電」の間抜けな行動・台詞、
MGS3での「雷電」そっくりな「ライコフ」の登場、
MGS4のE3 2005トレイラーの「雷電」のコメディキャラ、
MGS3サブシスタンスのシークレットシアターの「雷電」のコメディキャラ、
･･･の影響が結構あるのではないと（笑）。
小島秀夫氏もMGS2発売後の「雷電」叩きにショックを受けていたと思いますが、
最近は開き直ったように逆に“嫌われキャラ”という特徴をいかして、「雷電」というキャラを遊んでいる気がします。
まさに小島秀夫氏の戦略勝ち（←どんな戦略だ）というわけですね。
･･･まぁ、そんないろいろとある「雷電」ですが、
MGS4にも登場予定で、小島秀夫氏曰く、（今回は）カッコイイらしく「惚れ直しますよ」とのこと。
ほんまかいな（←なぜ関西弁）。
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