作品の繋がり
これまで多くのメタルギア作品が発売されてきた。
その中でも下記の作品は全てストーリーが繋がっている為、
この順番でメタルギア作品をプレイするとストーリーがよくわかると思う。
『メタルギア』(1987年発売)
   ↓
『メタルギア2 ソリッドスネーク』(1990年発売)
   ↓
『メタルギアソリッド』(1998年発売)
   ↓
『メタルギアソリッド2 サンズ・オブ・リバティ』(2001年発売)
   ↓
『メタルギアソリッド3 スネークイーター』(2004年発売)
これらの作品以外にもメタルギア作品はいくつか発売されているのだが、
基本的にそれらの作品は外伝やリメイク作品が中心となっている。
そしてその多くは小島秀夫氏は制作には関わっていない。
では、その作品がどういう位置づけで発売されているのかをわかりやすく紹介したいと思う。
番外作品の位置づけ:外伝編
『メタルギア ゴーストバベル』(2000年発売)
2000年4月27日にゲームボーイカラーで発売された外伝的作品。
『メタルギアソリッド』の発売後に発売された作品で、
ロイ・キャンベルやメイ・リンが登場していたりと一見『メタルギアソリッド』の続編のように思えるが、
実際はそうではない。もしこれを続編扱いにすると矛盾点が出てくる。
この作品の公式サイトを見てみると、時代設定はOUTER HEAVEN陥落から7年後となっている。
ソリッド・スネークがOUTER HEAVENを陥落させたのは1995年のこと。
つまりそれから7年後なわけだから2002年ということになる。
ちなみに『メタルギアソリッド』のシャドー・モセス島事件は2005年に起きたことになっている。
メイ・リンはシャドー・モセス島事件(2005年)で初めてスネークにあったはずなのに、
『メタルギア ゴーストバベル』の2002年に出会うはずがない。
・・・ということでこれは外伝扱いとなる。
『メタルギア アシッド』(2004年発売予定)
2004年12月16日にプレイステーションポータブル(PSP)から発売される予定のメタルギア作品。
まだ発売されていない為、外伝扱いか続編扱いかわからないが、
小島秀夫氏が制作に関わっていない事と作品の設定を見る限り外伝扱いと考えていいようだ。
公式サイトを見てみると、時代設定はなんと2016年(えらい先の時代だな・・・)。
『メタルギアソリッド2』でリキッド(オセロット)から「あと生きて数年」と言われたスネークが、
果たして2016年まで生きていて潜入任務を果たせる程の体力があるものなのか気になるが・・・(笑)。
番外作品の位置づけ:リメイク編
『メタルギアソリッド ザ・ツインスネークス』(2004年発売)
2004年3月11日にゲームキューブで発売された『メタルギアソリッド』のリメイク作品。
20世紀最高の物語と呼ばれた『メタルギアソリッド』と、
21世紀最高のゲームシステムである『メタルギアソリッド2』が合体し誕生したのがこの作品である。
「メタルギアソリッド」シリーズのオリジナルスタッフがシステム面等、ゲームを構成する部分を再構築。
そして任天堂がこのゲームの制作に全面協力し、プログラム等はカナダのシリコンナイツ社が担当。
さらにはポリゴンデモの演出は映画『あずみ』の監督として有名な北村龍平氏が務めている。
リメイク作品をただのリメイクとして終わらせない・・・これがこの作品で最も評価すべき点ではないだろうか。
しかしひとつ残念なのは、音声が英語だということ・・・。日本人としては日本語も欲しかった。

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